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ちなみにね

ひとりのような気がするんだ

 

誰もが敵のような気がする

 

誰もが裏切るような気がする

 

誰もが自分のこと笑ってる気がする 

 

気がする 気がする って君が言う

 

 

きっと誰も私のことなんて気にしてないはずなのに

どうしてだろう 人の目が 気になる

 

私なんて死んでも誰も気付かない

どうして私だけこんなに苦しいの?って 君が 言う

 

 

ちなみにね、実はね、

私もだよ

 

ちなみにね実はね、

秘密だよ

 

 

きっと本当は私のことを一番バカにしてるのは

私自身なんだと思う

 

私のことを一番 嫌いなのも

私自身なんだろうな

 

楽しい時ではなくて

辛い時 死にたかった時に

誰が一緒に いてくれた?

 

 

ちなみにね、実はね、

君のこと

 

ちなみにね、実はね、

好きだった

 

ちなみにね、実はね、

君のこと

 

本当はね、何にも

知らなかった

 

ちなみにね、実はね、、、

 

 

はじめから 本当は わかってた

敵なんて どこにも いないこと

いつだって 私を 傷つけるのは

いつだって 私の 中の私

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